通水管|<諫早干拓訴訟>司法のねじれ、解決みえず

“司法判断のねじれ”は決定的になった。国営諫早湾干拓事業(諫干、長崎県)を巡り、国に潮受け堤防の開門差し止めを命じた17日の長崎地裁判決通水管。干拓営農者らは2013年の仮処分決定から続く3度目の勝訴に「開門を認めない司法の流れを決定づけるものだ」と強調した。漁業者側は「開門以通水管に有明海再生の道はない」と国に控訴を求めた。【加藤小夜、池田美欧、浅野孝仁、今野悠貴】【しぶきをあげる「ギロチン」、漁船の抗議…通水管写真特集でみる諫早湾干拓 長崎地裁前では判決後、時折激しい雨が降る中、原告の営農者側弁護団が「勝訴」「差止判断三度続く!」と書か通水管れた紙を掲げた。 原告の町田浩徳さん(54)=長崎県雲仙市=は法廷で傍聴し喜びをかみしめた。潮受け堤防の閉め切り後に造られた中央通水管拓地の約11ヘクタールで、ブロッコリーやタマネギなどを栽培する。初期投資は数千万円。最近ようやく「常に水があり排水設備も整っている。作業通水管るには最高の場所」と思えるようになった。 開門調査を命じた2010年の福岡高裁判決を国が上告せず確定させたことに「到底納得できな通水管い」と訴訟に加わった。勝訴に安堵(あんど)しつつ「このまま判決を確定させてほしい」と話した。 営農者側の山下俊夫弁護団長は記者会通水管で「国は相反する法的義務を課せられているという言い訳に終始せず、開門せずに解決する方針にかじを切るべき時期に来ている」と訴えた。長崎県の通水管村法道知事も「国はやみくもに訴訟を長引かせるのではなく控訴せず、開門しない方向で真の有明海再生をめざしていただきたい」とコメントした。