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通水管|<有人潜水調査船>深海を探れ

レアメタルなどの海底資源を巡り、各国が有人潜水調査船の技術開発にしのぎを削っている。日本は「しんかい6500」で世界の深海調査を進める一方、通水管中国はもっと深く潜れる船を開発し、海洋進出をもくろむ。「より深く」を目指す調査船の技術を取材した。 ◇しんかい6500の挑戦通水管「異常なし。水温2.6度。視界3メートル」。4月14日、海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)のしんかい6500が、駿河湾沖(静岡県沼津市)の通水管水深約1300メートル地点に到達すると、乗組員から海上の支援母船へ連絡が入った。海洋機構が5年ぶりに公開したしんかいの訓練潜航の様子を、母船通水管ら取材した。 しんかい(1989年完成)は全長9.7メートル、幅2.8メートル、高さ4.1メートルで重さ26.7トン。最大潜航深度は通水管6500メートルで、日本近海だけでなく太平洋や大西洋、インド洋などで1490回以上、潜航調査した。主な役割は海底地形の探査や深海生物の調査で通水管軍事目的の潜水艦とは異なる。 深海で撮影した映像は音波で伝送され、母船のモニターでほぼリアルタイムに見ることができる。この日の海の状通水管況は悪かったが、カニや深海魚が映っており、深海を間近に感じることができた。「誰も見たことのない生物に出合えるかもしれない。わくわくする」。操通水管歴22年の松本恵太船長が訓練後、深海調査の魅力を話してくれた。 地球の表面の7割を占める海。その97%は水深200メートル以上の深海通水管だ。人類が到達したのは、そのうちのわずか数%に過ぎない。足元の深海にはまだ未知の世界が広がっており、「地球最後のフロンティア」と言われる。