通水管|<北朝鮮ミサイル>着水前

北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイル。防衛省が最初に「我が国の排他的経済水域(EEZ)内に着水する可能性がある」と発表したのは、発射から約12分後という異例の早さだった。ミサイル発射通水管の情報を巡っては、過去に一部の鉄道が運転を見合わせるなど混乱があった。政府関係者は「混乱を避けるため、官邸が早期の情報提供を呼びかけてきた」と背景を説明する。【図で見る】北通水管鮮の核・ミサイル開発をめぐる最近の動き 防衛省によると、北朝鮮が「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」と主張するミサイルの発射は4日午前9時39分ごろで、約40分間にわたり飛び通水管けた。防衛省が報道機関に最初に広報文を配布したのは午前9時51分で、ミサイルが日本海に落下する約30分前だった。同省幹部は「北朝鮮が事前に発射を予告した事例以外で、落下前に発表した通水管は初めて」と話す。 防衛省関係者によると、北朝鮮の弾道ミサイルは米軍の早期警戒衛星や韓国軍のレーダー、海上自衛隊のイージス艦などが警戒に当たっており、発射を探知すると、方角通水管速度などから落下地点を計算。日本の領土や領海に飛来する恐れがある場合は、全国瞬時警報システム(Jアラート)を通して発射情報が即座に伝えられる。 ただ、今回のように落下地点が通水管海から離れている場合はJアラートは使用されず、防衛省からの発表は落下が確認された後になっていた。しかし、4月29日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際は、一部の報道を受けて東京メトロ通水管どが列車の運転を見合わせるなど混乱した。このため、官邸は日本の領海に届かなくてもEEZ内に落下する恐れがあるケースなどでは、できるだけ早い情報提供を指示していた。 5月29通水管にEEZ内にミサイルが落下した際は、発射から35分後に発表があった。このときは早朝の午前5時40分ごろの発射で、飛行時間が約10分と短かったこともあり、最初の発表が落下に間に合わず通水管防衛省内部でも「十分な早さと言えない」との声が出ていたという。今回の対応について、同省幹部は「関係省庁と工夫を重ね、結果的に今までにないタイミングで発表した」と語った。【前谷宏】