通馬桶|<IS>最高指導者の行方

【カイロ篠田航一】過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」と称したシリア北部ラッカの陥落を受け、ISの最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者の行方に通馬桶改めて注目が集まっている。本人のものとされる最後の「肉声」は、ラッカ陥落が間近に迫った9月下旬にインターネット上で公開され、IS側は指導者健在をアピー通馬桶ルした。潜伏情報もあるが、一方で「死亡説」も根強く、米軍などは所在確認を急いでいる。 9月の声明は計46分で「勝利には忍耐が必要」とISに戦闘通馬桶続を呼びかける内容。「北朝鮮が米国と日本を核で脅すようになった」と最近の国際情勢にも言及し、生存を強く示唆することで戦闘員の士気を保つ狙いがあったとみ通馬桶られる。 IS掃討作戦を続ける有志国連合を率いるタウンゼンド司令官(米陸軍中将)は8月末、「生存を示す」情報があると述べ、イラクとシリアの国境通馬桶近のユーフラテス川流域に潜伏している可能性があると説明したが、明確な手がかりはないと述べた。 一方でロシア国防省は、5月に実施した露軍によるラ通馬桶ッカ近郊の空爆の際、死亡した可能性があると表明し、度々「死亡説」も流れる。「用心深い容疑者を殺害できるのは地上戦しかない。地下施設にいるとの情報もあり通馬桶、空爆で殺害するのは難しい」(エジプトのテロ研究者)との見方もある。 イラクのメディアによると、バグダディ容疑者は1971年にイラク中部サマラ通馬桶生まれ、首都バグダッドの大学でイスラム神学を学んだ後、国際テロ組織アルカイダ系の組織で活動したが2013年に脱退。その後、シリアの過激派などを吸収して通馬桶ISを設立した。14年6月に「国家樹立」をネット上で宣言し、翌7月にイラク北部モスルで演説を行う姿が公開されたが、以後は音声メッセージを出すのみだ。